折れそうな「樹」と鼓舞する「樹」
今回はあまりの事態の大きさに気も落ち込みます。
被災された方々には不謹慎と自覚しながらも
今後の会社の事を考えざるを得ません。
でも、ここで負けられません。
折れそうになった時には、自分を鼓舞しています。
どちらの「樹」が勝つか・・・
有限会社がんばれ社長の
武沢社長のメールを紹介します。
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【発行者】有限会社がんばれ社長 代表取締役 武沢 信行
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-15-20 丸の内三幸ビル3階
【ホームページ】 http://www.e-comon.co.jp/
このマガジンは「元気が出る経営マガジン」をスローガンに毎日配信して
おります。よろしければ、お知り合いの方々にも是非おすすめ下さい。
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=本分抜粋=
●一昨日、兵庫での講演会にて。
ある年輩社長が私に近寄ってきてこう言った。
「武沢さん、今回の地震で日本はもう終わったわ。
これからしばらくは倒産続出、間違いない」
周囲には若い経営者もたくさんいたので、
私は声を大きくしてこう言った。
「そんなことはありません。一発の地震で終わるほど日本は弱くない。
むしろ今回の国難に際して一致団結して乗り切ることで日本はより強
くなると思いますよ」
すると、その年輩社長はこう言った。
「あんさんは、神戸(震災)のときを知らんから」
●そう言われれば絶句するしかない。
だが、16年前の地震を知らない訳ではない。
むしろ、よく知っているつもりだ。
なにしろコンサルタント開業一年目の40歳のときである。
1995年1月17日未明に突如おそった「阪神・淡路大震災」は都市型の
直下型大地震であり、揺れの強烈さは今回よりひどかったと思われる。
●また、そのわずか二ヶ月後の3月20日には、
「地下鉄サリン事件」がおき、東京を大混乱させたのも
今の状況に似ていなくもない。
そのあと、日本は本当にダメになったか?
ダメになどなっていないのだ。
●その年の11月23日にカウントダウンしながらお祭り騒ぎで発売され
た「Windows95」をきっかけにインターネット利用が始まった。
その後、猛烈な「IT革命」が日本経済を牽引し、「ITバブル」、
「ネットバブル」という言葉をつくっていった。
●地震そのもので日本がダメになることはない。
大切なのは気概だ。需要の創造、市場の創造である。
景気回復の先導役をやるのも社長の仕事。
自社のためだけでなく、お客や地域や国のためにも元気にやろう。
今ほど気概とアイデアにあふれた元気な社長の出番が必要なときはない。
「がんばれ社長!」、あなたの出番だ。
以上
「気概」
良い言葉です。